疾風怒涛!!! / 北村大沢楽隊

off note 北村大沢楽隊
off note セール

b0047930_22374743.jpgなんかこう、年末の大掃除を盛り上げてくれるような、景気のいい音楽はないだろか?
と、甘えた根性でCDを探していたら、このタイトルに目が釘付けに。

さっそく注文して聴いてみたら・・・
なんかこれ、すごいです。
調子っぱずれなのか何なのかよくわからないイキオイ、なんだけど、
めちゃくちゃなんだけど、なんか楽しい。
すみません、説明不可能です(笑)
しいて言うなら、少人数のブラスバンド+チンドン屋さん、みたいな。
だけど、横文字は似合いません。
西洋音楽の基本とか、全く無視!な感じです。イカしたおじさまたち!
聴いてると、口が端っこからニヤ~ッてしてきます。

このお方たち、宮城県桃生郡河南町(現・石巻市)をベースに5人全員70歳を越えて今なお現役。
みなさん、普通の農家のおじさんたちです。
ルーツは大正時代。何十年にもわたって地元の小学校の運動会やお祭りで、その場を盛り上げるために生まれた楽団のようです。
(現メンバーは、二代目か三代目。)
よく小学校の運動会で徒競走の時なんかに、元気のいい感じの音楽が流れるじゃないですか。
あれを生で演ってるわけです。

だから、”主役”じゃないんですよ。
観賞用でも、お金の為でもなく、ただただ脇役。
でもだからこその意気込みとか、楽しみとかが、ぎゅっと詰まってます。
驚くのはメンバーのみなさん、譜面の読み方も知らないで、一曲一曲伝承音楽のように覚えたんだそうです。
まるで「のだめカンタービレ」です。


北村大沢楽隊、このCDをきっかけに一部で話題となり、
ネットで検索すると、かなりいろんな記事に辿りつきます。
なんと来年には、日本音楽学会だかなんだかがこの楽団のことを議題に、
現地石巻でシンポジウムを開く予定だとか。

しかしなあ・・・そこまでやる必要があるのかな。
あまりにも音楽やメディアが多様化してしまい、お偉いさんたちは”原点”を探したくなったのかしら。

私はただ、このおじさまたちが、これからも気持ちよく演奏してくれれば、それでいいと思うんだけどなあ・・・
お願いだから、あんまりつっつかないであげて下さい。
どこかのサイトに書いてあった、

「長年に渡って庶民の間に溶け込んだ音楽はそのまま庶民の生活をただ明るく強く彩る」

これが一番、ぴったりです。




こういう人たちって、もしかすると日本にもっといるのかも知れない、とも思いました。

そういえば私の故郷の町にも、子供の頃、ビッグバンドがありましたよ。
その名も”ブルー・スペイシーズ”。
秋の芸能祭の時、毎年ステージで演ってくれたバンドで、メンバーは町役場の人とかだったような。
娯楽が少ない田舎町では貴重な存在で、子供心に「かっこいいなあ~!」と思ってました。

でもネットで検索しても、いっこも引っかかりませんでした。
もう、やってないのかなあ。
町自体がマイナーですからねえ・・・しかたないか。 がくっ。


・・・とか言ってる場合じゃないっ!

北村大沢楽隊のみなさんの演奏に乗っかって、
ぼちぼちと大掃除を進めよう^^☆ ←正しい主婦(のフリ)
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by kitano-shop | 2006-12-26 22:17 | 音楽


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