7月6日、水曜日。
なぜかこの日はやることがてんこ盛り。普段の私なら、時間の海で溺死寸前。 でもがんばった~~だって、ソウルフラワーのライブに行けるんだもの! 夕方帰宅した相方に、2児と2匹を押し付け・・・いやお願いして、いざアポロ・シアターへ。 あれあれ、なんだかお客さんの年齢層がちょっと前回より若いような・・・ちょっとキンチョー。 でも心配後無用、中川さんの登場で、ジャジャ~ンと1曲目が始まれば、もう陶酔モードへスイッチオン。 なんだろう、安っぽいジントニックのせいでは、決してない。 大好きな音楽に包まれる心地よさ。そうそう、このカンジ。 そこへ容赦なく突き刺さる、眼光鋭い中川さんのラジカルな歌詞。 かと思えば、懐深く抱かれるような大らかさにも包まれて。 みんなのテンションがどんどん上がっていく。 途中さらっと入る中川さんのMC。 「こないだ、パレスチナの難民キャンプで歌って来てな~」・・・さすがです。 夏向きに、レゲェやスカや沖縄リズムの曲が多い中、JIGENさんが歌ったロック~~な「秋田音頭」がとっても粋でイカしてた。 奥野さんのアダルティなキーボードの後は、「海行かば山行かば踊るかばね」でええじゃないか状態。 伊藤さんの和太鼓風ドラムは圧巻! JIGENさんの三味線風ベースは、更に凄みを増したような。実に気持ち良さそに弾いてくれた。 後半は男くさ~い感じの音が続いて、さあ終盤。 これでもかとばかりに100mダッシュさせられてるような感覚に陥る。観客総トリップ。 インターバルで「満月の夕」・・・中川さん、卑怯です・・・うっとり、ほろっ。 最後は「もののけと遊ぶ庭」だったかな・・・もう、記憶がないくらい。 最初の不安はどこへやら。 年甲斐もなく飛び跳ねてしまった。 ***************************** 中川さんが言っていた。 「パレスチナの時、最前列でしかめっ面で聴いていたそこの長老たち。 よく見たら、手足でリズムをとってた。 やっぱ音楽に国境はないんやな」 すごいね。 遠くの国まで行って、ちゃんとそれを確かめられるなんて。 ライブ後、外に出て夜空を見上げた。 お月様は見えなかったけど、もっと強くなりたいな、と素直に思った。 そんなパワーをいただいた夜でした。
by kitano-shop
| 2005-07-07 21:41
| 音楽
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